独学だから安く済ませたい③

今回は組み込みプログラミングでよく使われるC言語の環境構築について見ていこう。

■ サーバ上でCプログラミング

組み込みソフト開発といえばC言語といわれるくらい、代名詞のような存在。
この記事を執筆しているのは2020年(令和2年)だが、それでもやっぱり代表格である。

本題に入る前に、組み込みソフト開発について少し解説しておこう。
特殊な装置ではしばしば特殊なハードウェアを使用する。
その特殊なハードウェアの中には、標準仕様の部品を組み合わせたものから特殊な部品だけで構成されているものもある。
プロセッサ1つとってみても、Intel製プロセッサやAMD製プロセッサではないものを使っていることもある。
そういった特殊なハードウェアを扱うためにはそれをコントロールする専用のソフトウェアが必要となる。
この専用のソフトウェアを開発することを「組み込みソフト開発」という。
ただ、一般的にはもっと広い意味で使われる言葉であり、そのほとんどは特殊な大型装置をコントロールするソフトウェアの開発のことを指す。

では、本題の構築手順に入ろうと思う。
先にタネ明かししておくと、ほとんどPythonと一緒である。

【安いC言語環境構築手順】

  • 独学だから安く済ませたい①で実施したのと同じ手順で仮想マシンを作る。
  • 「CentOS8 C言語 構築」みたいなキーワードでGoogle検索する。
  • C言語構築手順を控えておく。
  • conoHaの管理画面(アプリからもアクセス可能)で仮想マシンを選択して、マシンのコンソール画面を開く。
  • コンソール画面でログインする。
  • ログインしたら、C言語構築手順に沿ってコマンドを入力していく。(コピペ推奨)
  • コマンド入れ終わったら、C言語開発環境が完成している。
  • ウィンドウズを使っているなら、VS Code(マイクロソフト社製の無料ツール)をインストールしておくと、ソースコードの記述が楽になるので、オススメ。

と、こんな感じでC言語独学環境も簡単にできちゃうのだ。

当然、このやり方はそのまま実際のお仕事にも転用できるので、ぜひ試してみて欲しい。

今回はこれでおしまい。

次回は、お仕事いっぱいのプログラミング言語Javaだ!

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