ソースコード解析に必須のアレ
先人の作ったソースコードに対して改修したんですけど、改修漏れがあってバグっちゃいました・・・
酷く怒られて、凹んでます・・・
あー、よくやっちゃうやつですね。
動いていたものを動かなくしてしまうのはとてもマズイことですね。
そうなんですよ・・・
どうして漏れたのか明日までに考えてこいって言われました。
もうどうしたら良いかわかりません・・・
そうですか・・・
本来であればこんなところで会話している場合じゃないですね。
はい・・・
でも、ここに来れば何か良いアイデアが見つかるかと思いまして・・・
なるほど。
じゃぁ、少しだけ力を貸しましょう!
ありがとうございます!
まず、メカニズムを紐解いていきましょう。
改修の対象箇所は何か所あったのですか?
それが・・・
多すぎていったいどこをどれだけ直せば良いか今日はわかりませんでした・・・
え・・・
対象とする数が分かっていないのに改修したのですか?
はい・・・
どうやって数を出せば良いかわからなくて・・・
それはいけませんねぇ。
ちなみに、どんな感じの改修だったのですか?
変数名の変更です。
変数名の変更だけ・・・ですか?
はい・・・
しょぼいですよね・・・
そんなこともできないしょぼい奴なんです・・・
ショボすぎますね!
どんなやり方をしたんですか?
全ファイルをちゃんとこの目で見て、片っ端から変更していきました。
なのに、見落としてしまって・・・
単純に目で見たんですね・・・
人間の目は見たいものを見たいように見ます。
そのため、ちゃんと見ているようで見ていないことがあります。
あと、たくさんのものを見ていると、目が疲れてきちゃいます。
それによって見落としや見誤りが発生します。
それは分かっているんですけど、他に方法が思いつかなくて・・・
ふむ。
ソースコードを見る時のテキストエディタには何を使用していますか?
えっと・・・
超有名どころのサクラエディタです。
サクラエディタなら、検索機能があるじゃないですか!
検索機能?
そう、検索機能です!
検索メニューで Grep をクリックすると呼び出せますよ。
手順は次の通りです。
- 呼び出した検索ボックスに対象の変数名をコピペします。
- 検索したいファイルの入っているフォルダを選択します。
- 検索ボタンを押して、検索開始です!
うおおおお!
検索ヒットしたファイルの一覧が出てきたー!
しかも、変数の出現箇所も見える!
職場で認可されているテキストエディタの検索機能を使わなかったことが漏れた原因ですね。
あーーー
そういうことだったんですね!
認可されているツールをちゃんと使っていなかったとは・・・
道理でマネージャーさんが激おこなわけですね。
サクラエディタ以外のテキストエディタでもこういった検索機能がありますので覚えておいてください。
はい!
いや~、助かりましたぁ。
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